- 業務フロー図や業務要件一覧のフォーマットと作成方法

この記事はこんな人におすすめ!
- 業務フロー図と業務要件一覧の作成方法を知りたい人
- システム開発の要件定義を担当する人
- ITプロジェクトに関わるが、要件定義の進め方がよく分からない人
業務フロー図や業務要件一覧を書く理由は?
業務フロー図や業務要件一覧を書く理由は、業務をどのように変えるかを明確にするためです。
要件定義の最初のステップとして、現状を整理し、課題を洗い出し、理想の業務像を描くことが求められます。
そのために、次の3点を整理することが重要です。
- 現在の業務はどうなっているか(現状の業務フローやプロセス)
- どこに課題があるか(非効率な部分や改善が必要なポイント)
- 将来の業務はどうあるべきか(課題を解決した新しい業務フロー)
これらが、業務フロー図や業務要件一覧で明らかにされていている必要があります。
業務フロー図を作成しよう
それではさっそく本題に入っていきますが、業務フロー図を作成する目的は、前章で紹介した「現在の業務」「業務の課題」「将来の業務のあるべき姿」の3つの視点で業務を分析することです。
これらの分析を進めるために、以下の2つの業務フロー図を作成します。
- 現在の業務フロー図
- 現在の業務の流れを可視化し、各プロセスごとの課題を明確にする。
- 将来の業務フロー図
- 現在の課題を解消する業務の流れを整理し、どのように改善できるのかを示す。
業務フロー図を作成する際は、業務の流れが明確になるように整理することが重要です。具体的には、以下のポイントを押さえて作成しましょう。
- 縦軸に業務に関わる登場人物(担当者)や関連システムを配置する。
- 横軸に業務の流れを時系列順に並べ、各プロセスの前後関係を明確にする。


これらのフロー図を作成することで、業務の課題と改善策を関係者全員が共有しやすくなり、スムーズな要件定義につながります。
業務要件一覧を作成しよう
業務フロー図で整理した業務を、より詳細に把握するために業務要件一覧を作成します。
業務要件一覧は、今後、必要機能を検討するための準備となる重要な資料です。業務の流れだけでなく、具体的な業務内容や担当者を明確にすることで、システム要件をスムーズに定義できるようになります。
作成する際は、以下のポイントを押さえましょう。
- 業務フローの各業務単位(プロセス)ごとに整理する
- 現在の業務内容と担当者を記載する
- 将来の業務内容と担当者を明記し、どのように変わるのかを示す

まとめ
- 業務変化を可視化するための整理方法
- 業務フロー図:業務の流れを可視化し、各プロセスごとの課題を明確にする。
- 業務要件一覧:業務フローの各業務単位(プロセス)ごとに「誰が」「何をするのか」を整理し、業務の詳細を明確にする。

この記事では、要件定義の最初のステップ 「業務変化の可視化」 の進め方を紹介しました。
そのほか、要件定義で必要な検討項目について、詳しく解説した記事もあるので、ぜひ参考にしてください。
| 検討項目 | 内容 | 成果物 | 参考記事 |
| 業務変化の可視化 | 現在の業務と新しい業務を比較し、どのように変わるのかを明確にする。 | 業務フロー図 業務要件一覧 | 本記事 |
| 必要な機能の整理 | 新しい業務を実現するために求められる機能を整理する。 | 機能要件一覧 | こちら |
| システム要件の検討 | 機能を実装するために必要なシステムや、連携すべき外部システム・データを整理する。 | 機能配置図 IF一覧 | こちら |
| データ構造と画面設計 | データの関連性を設計し、表示・入力のための画面構成を検討する。 | テーブル一覧 ER図 画面遷移図 | こちら |
| 非機能要件の検討 | 性能やセキュリティなど、システムの品質要件を定義する。 | 非機能要件一覧 | こちら |
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