【サンプルあり】機能配置図やインターフェース一覧の書き方は?

システム開発
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この記事でわかること
  • 要件定義フェーズで整理すべきこと
  • 機能配置図やインターフェース一覧の書き方
takata
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この記事はこんな人におすすめ!

  • 機能配置図やインターフェース一覧の書き方を知りたい人
  • システム開発の要件定義を担当する人
  • ITプロジェクトに関わるが、要件定義の進め方がよく分からない人

はじめに

現代のシステム開発では、スピードとコストの要求が日々高まっています。

その中で、プロジェクトを成功させるには、適切なタイミングで必要な決定を下し、成果物(資料)を確実に準備することが不可欠です。

しかし、実際のプロジェクトでは「どのタイミングで何を決めるべきか」「どんな成果物を用意すればよいのか」が曖昧なまま進められることも少なくありません。

そこで本記事では、私のこれまでの経験をもとに、現代のITプロジェクト管理において「いつ、何を決めるべきか」「どんな成果物(資料)が必要か」を解説します。

特に今回は、「要件定義」フェーズ「システム要件の検討」 に焦点を当て、この段階で必要な検討事項と成果物について詳しく紹介します。

takata
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ここで、私自身もとても参考になったUdemy講座もご紹介します。
この講座では、要件定義に必要な考え方を、基礎から実践まで体系的に学ぶことができます。
要件定義に不安がある方や、若手のSEにはおすすめの講座です。

必要なシステムを検討しよう

システム要件の検討では、「実現したい業務」と「必要な機能」が整理できた後に、「それらをどのようなシステム構成で実現するか」を決めることが重要です。

この段階では、以下の3つの観点から検討を進めます。

  • 各機能をどのシステムで実現するか
  • システム間ではどのような情報をやり取りするか
  • それぞれの情報をどのシステムで管理するか

これらの検討を進める際に、「機能配置図」「インターフェース一覧(IF一覧)」を作成すると、システムの全体像を整理しやすくなります。

次の章では、具体的な「機能配置図」と「インターフェース一覧(IF一覧)」の書き方を紹介します。

機能配置図を作成しよう

機能配置図を作成する目的は、どのシステムが、どの機能を担当し、どのように連携するかを全体像として把握することです。

機能配置図は、以下3点を意識して作成しましょう。

  1. 関連システム洗い出す
    • 既存システム、新規システム、外部システムなど、どのシステムが存在するかを明確にする。
  2. 機能要件一覧から、どのシステムがどの機能を担当するか割り当てる
  3. システム間の連携(データのやり取り)を描く
    • システム間でどのようなデータをやり取りするかを整理する。

インターフェース一覧(IF一覧)を作成しよう

機能配置図により、システム間でやり取りするデータの整理が出来たら、インターフェース一覧を作成しましょう。
インターフェース一覧を作成する目的は、システム間のデータのやり取りを明確にし、設計や開発の抜け漏れを防ぐことです。

インターフェース一覧は、以下3点を意識して作成しましょう。

  1. どのシステム間でやり取りが発生するか
  2. どんなプロトコルやデータ形式でやり取りするか
  3. 連携タイミングをどうするか
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具体的なインターフェース項目は、設計フェーズで検討します。

そのため、要件定義フェーズで検討しておくべきことは上記3点になります。

まとめ

この記事のまとめ
  • 要件定義フェーズで行うべきこと
    • 業務変化の可視化:現在の業務と将来の業務を整理し、改善点を明確にする。
    • 必要な機能の整理:業務を実現するために求められる機能を洗い出す。
    • システム要件の検討:システム構成や外部連携の必要性を整理する。
    • データ構造と画面設計:データの関係性を設計し、表示・入力のための画面構成を考える。
    • 非機能要件の検討:性能、セキュリティ、運用・保守といった品質要件を定義する。
  • システム要件の検討時に必要なドキュメント
    • 機能配置図:各機能やデータをどのシステムで実現し、連携するかなど全体像を整理する。
    • インターフェース一覧:システム間でやり取りするデータの連携ルールを定義する。

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