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- アジャイル開発におけるベロシティの定義と役割
- ベロシティの測り方

この記事はこんな人におすすめ!
- アジャイル開発におけるベロシティとは何か知りたい方
- スクラムの基本概念を理解したいエンジニアやPM
はじめに
アジャイル開発では、短い期間で計画・開発・振り返りを繰り返すことで、柔軟にソフトウェアを進化させていきます。
その中で「ベロシティ」は、チームがどれくらいのスピードで作業を進められるかを把握するための大事な指標です。
この記事では、初心者の方でも理解できるように「ベロシティとは何か?」を基本から解説し、ベロシティの計算方法や活用方法まで紹介します。
ベロシティとは?
ベロシティとは、1スプリントでチームが完了できた作業量を表す数字です。一般的に「ストーリーポイント」という単位で測定されます。
ベロシティは「過去の実績」をベースに算出するため、未来の作業量を予測するのに役立ちます。
スプリント1で25ポイント、スプリント2で30ポイントの作業量を完了できたチームのベロシティは、27.5ポイントです。

ストーリーポイントの意味から学びたい方は、参考記事を確認してみてください!
ベロシティの計算方法は?
ベロシティは、各スプリントで「完了」した作業量(ストーリーポイントの合計)を集計することで算出します。
ここで重要なのは「完了したものだけを数える」点です。途中のタスクは含みません。
計算ステップ① 各スプリントでの実績を記録する
スプリント終了時に「完了したユーザーストーリーのストーリーポイント」を合計します。
- 例
- スプリント1 → 20ポイント
- スプリント2 → 25ポイント
- スプリント3 → 27ポイント
計算ステップ② 複数スプリントの平均をとる
- 1回のスプリントだけではブレが大きいので、3〜5スプリント分の平均を出すと安定します。
- 上記例の場合の平均ベロシティは、(20+25+27)÷3=平均24ポイントで、これが今後の計画の目安になります。

ベロシティを計算することで、このチームが1スプリントで完了できる作業は24ポイント程度であると推測できます。
ベロシティの活用方法は?
ベロシティは単なる数字ではなく、チームの計画や予測に直結します。この章では、ベロシティの活用方法を3つご紹介します。
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活用方法① スプリント計画に使う
- 次スプリントの作業量目標を平均ベロシティとする。
- そのようにすることで、無理のない現実的な計画が立てられる。
活用方法② リリース計画に使う
- ある機能群の構築に100ポイント必要で、ベロシティが25なら約4スプリントで完了見込み。
- このように、プロジェクト全体の見通しを立てやすくなる。
活用方法③ ロードマップ作成に役立てる
- 中長期の開発スケジュールを予測する際に利用する。
- 「いつ頃リリースできそうか?」を関係者に説明する根拠になる。
まとめ
- ベロシティの定義は?
- 1スプリントで完了した作業量(ストーリーポイントの合計)
- ベロシティの役割は?
- チームの開発ペースを把握し、今後の計画やリリース予測に役立てる指標
- ベロシティの計算方法は?
- 複数スプリント(目安は3~5スプリント)の完了ポイントを記録し、平均ベロシティを算出する
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