だれでも簡単に仕事効率があげられる?
仕事効率をあげたい!日々頑張るビジネスマンなら一度は抱く願望ではないでしょうか?
そんなビジネスマンに向けて、『仕事は初速が9割』という本の内容をご紹介します!
仕事効率が高い人は一般的な人に比べて、「すぐに仕事を始める割合が1.8倍から2.3倍も高い」という研究結果に基づき、いかに仕事の初速を上げるか?という視点で様々なテクニックを紹介しています。
なぜ仕事の初速が上がらないのか?
期限ぎりぎりまでやる気がわかない…多くの人がそんな経験をしたことがあるのではないでしょうか?
これは2つの心理的なバイアスによるものだと言われています。
1.締め切り効果
切羽詰まった状況になると驚くほどのパワーを発揮できたという経験から「まだ大丈夫だな」と時間を逆算する習慣が生まれるのだと考えられる
2.パーキンソンの法則
仕事の量は与えられた時間をすべて使い切るまで膨張するという原理で、例を挙げるなら会議室を60分予約していたら、本来40分で終わる会議でも60分かかるという法則
初速を上げるための仕組みづくり
では、仕事の初速を上げるにはどうすればいいか?本書では、やる気に頼らない仕組み作りが重要だと説いています。
ここでは初速を上げる仕組みを2つ紹介します!
まず2分だけやってみる
まずは、「2分だけ仕事をやってみる」というシンプルな仕組みです。
初速が上がらない一番の原因は「最初の一歩」を踏み出せないことにあります。
「ちょっとやってみる」という気軽さが心理的なハードルを下げることにつながり、いざ作業を始めてしまうと「作業興奮」が始まってエンジンがかかっていきます。
起床から9時間以内に重要な仕事を終える
次に、「起床にから9時間以内に重要な仕事を終える」という仕組みです。
「人間の脳は、朝起きてから9時間までしかパフォーマンスを高められない」という研究結果があります。
脳が活発に働く午前中に重要な仕事を終わらせ、脳をあまり使わないタイプの事務処理を午後に回せば、全体として効率よく作業を進めることができます。
実際にマイクロソフトでは「重要な会議を夕方4時以降に開催するのは禁止」というルールが徹底されているといいます。
まとめ
今回は、『仕事は初速が9割』の内容の一部を紹介しました。
本書からは、仕事の効率を高めるために重要な”初速を上げる”方法を様々な視点から学ぶことができます。
この記事では紹介しきれませんでしたが、初速が上がる「オフィス環境」や「朝のルーティン」なども説明しています。
気になる人はぜひ手に取ってみてください!
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