『文章がすぐにうまく書ける技術』上阪徹

スキルアップ・キャリア

誰でも”伝わる文章”が書ける?

うまく文章が書けない…書くことに苦手意識を持っている人は少なくないはずです。
現代のビジネスマンには、提案書や企画書、レポート、日報などが、多くの場面で書くことが求められます。

この記事では、うまい文章を書くことに悩んでいるビジネスマンに向けて、『文章がすぐにうまく書ける技術』(上阪徹)の内容をご紹介します!

「マインド」を変える!

読み手が求めているものを書くだけでいい!

文章を書くことに苦手意識を持つのは、小学校で教わった作文の書き方にあります。作文では、自分の「思い」を一方的に書き、美しく立派に表現したものが評価されました。

一方ビジネスにおいては、必ず読み手がいます。読み手が求めるのは、「事実」「数字」「エピソード」の3つであり、作文で求められた美しい文章表現は必要とされません。

「書く前」を変える!

「何を書くか」の準備をする!

ビジネスの文章では、「どう書くか」より「何を書くか」が重要になります。
「何を書くか」の準備とは、「事実」「数字」「エピソード」の3つの素材をそろえることです。

文章を書くことが苦手な人でもLINEでのやり取りは問題なくできるのではないでしょうか?
LINEでのやり取りには、3つのの素材が含まれ、読み手に伝わる文章が無意識に書けています。

ビジネスの文章でも「何を書くか」の準備をすることで、読み手に伝わる文章がすらすらと書けます。

「書き方」を変える!

一文も短くする

接続詞を積極的に使い、一つの文は60文字程度にしてみましょう。

ただし、「また」や「さらに」などは、文章がダラダラしてしまう可能性が高いので、箇条書きや「第一に」「第二に」といった表現を採用することをお勧めしています。

最初から完成原稿にしない

細かいところを気にせず、まずは集めた「素材」をしゃべるつもりでざっと書きましょう。

文章を書くときには、後で見返して調整する作業を必ず行うことになるので、細かいところは後で見返したときに直すことをお勧めしています。

「凡ミス」に注意する

ミスを起こす可能性を充分に認識し、しっかりと推敲するようにしましょう。

どれほどうまい文章でも、名前や社名を間違えたら最悪の印象を持たれてしまいます。デリケートなメールであればあるほど入念にチェックすることをお勧めしています。

まとめ

今回は、ビジネスマンに向けて『文章がすぐにうまく書ける技術』の内容をご紹介しました!

この記事で紹介した内容以外にも、日々の業務で書くことが求められるビジネスパーソンにとっては、かゆいところに手が届く内容が満載です。

文章を書くことについてもっと学びたいという方には、おすすめの一冊なので、ぜひ手に取ってみてください!

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