『仕事ができる人が見えないところで必ずしていること』安達裕哉

スキルアップ・キャリア

あなたも”仕事ができる人”になれる?


社会人になれば、業種や職種、年齢によらず、”仕事ができる人”になりたいと思うのではないでしょうか?
仕事ができると、職場での評価が高いだけでなく、プライベートの充実にもつながります。

あなたの周りにも、いわゆる”できる人”はいると思いますが、世の中の”できる人”が実践していることをまとめたのが『仕事ができる人が見えないところで必ずしていること』です。

この記事では、『仕事ができる人が見えないところで必ずしていること』で心に残ったことをまとめてみます!

”仕事ができる人”とは?

年齢や職種によらず、”仕事ができる人”には共通して、「実行力」「決断力」「コミュニケーション力」「考え抜く力」「働きかけ力」の5つの力が必要になります。
本書では、5つの章に分けて、”仕事ができる人”がやっていることを具体例を交えて紹介しています。

この記事では、特に心に残った「コミュニケーション力」に関して深堀してみます!

”仕事ができる人”のコミュニケーション力とは?

”仕事ができる人”は、大きく「相手が話したいことを聞く」「自分の意見に反論してみる」「相手のおすすめを聞き、すべて試す」を意識しながらコミュニケーションをとっていると言われています。
この3つの意識をもう少し具体的に説明していきます!

相手が話したいことを聞く

会話のコツは、相手が話したいことを聞いてあげること相手が聞きたいことだけを話すこと。の2つのみです。
ビジネスのコミュニケーションにおいて何よりも重要なのは、「自分が話さなくても相手が勝手に話したくなる状況をつくること」だと言います。

そんな状況を作るためには、自ら話過ぎることはNGで、相手が自慢したいことや興味のあることに合わせて自分の知っていることを少しだけコメントするだけで十分です。
”仕事ができる人”は、この2つのコツを意識しながらコミュニケーションをとっているようです。

自分の意見に反論してみる

プレゼンテーションなど、自らの意見を発信し、相手の賛同を得たいときのコミュニケーションはどうすべきなのか?
相手の賛同を得るために重要なのは、自分と異なる意見を持つ人に対する反応だといいます。
”仕事のできない人”の多くが、自分と異なるを持つ人に対しては、「相手を敵とみなす」「あきらめる」のいずれかの反応になってしまいがちです。

一方”仕事ができる人”は、「相手の気持ちになって、相手の意見を合理的だと考え、自分の意見に自ら反論してみることだ。そうすれば、相手の考えていることの本音が見える。それを踏まえて、次の意見を出す」という反応をするのです。

”仕事をできる人”は、自分の意見に自ら反論してみるということを意識しながらコミュニケーションをとっています。

相手のおすすめを聞き、すべて試す

あなたの周りにも、だれとでも楽しく話せる人がいるのではないでしょうか?
そんな人は共通して、相手に趣味や好きなものを尋ねた会話の最後には「私におすすめはありますか? 何か良いものがあれば、教えてほしいのですが」というフレーズがあるようです。

人は自分の好きなことに興味を持ってくれる人が好きな生きものです。さらに、初心者に教えることはもっと好きなのが人です。

相手のおすすめを聞き試してみるということが習慣化できれば、コミュニケーションを円滑にするだけでなく、人間関係の構築にもつながります。

まとめ

今回は、『仕事ができる人が見えないところで必ずしていること』の内容の一部を紹介しました。
本書では、”仕事ができる人”から学ぶ様々な教えがわかりやすく、かつ実践しやすくまとめられています。様々な学びがあるので是非読んでみてください!

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