【アジャイル】ストーリーポイントとは?フィボナッチ数列・工数との違いを解説

アジャイル開発
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この記事のレベル

難易度2.5
実用性4.5
学習コスト1.5
この記事でわかること
  • ストーリーポイントとは何か、その基本的な考え方
  • アジャイル開発におけるストーリーポイントの役割
  • フィボナッチ数列を使った見積もり方法とその理由
  • ストーリーポイントと工数(時間)の違い
takata
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この記事はこんな人におすすめ!

  • アジャイル開発の見積もり方法を学びたい初心者の方
  • 「ストーリーポイント」と「工数」の違いを整理したい方
  • アジャイル開発を体系的に学びたいエンジニアやマネージャー

はじめに

アジャイル開発では、タスクやストーリーを「どれくらいの規模や難しさがあるか」で見積もる必要があります。

しかし、工数(時間)での見積もりは主観的になりやすく、メンバーごとの経験やスキルによって大きく差が出てしまいます。

そこで活躍するのが「ストーリーポイント」です。

本記事では、ストーリーポイントの基礎から、アジャイル開発での活用方法、フィボナッチ数列との関係、そして工数との違いまでを整理して解説します。

ストーリーポイントとは?

ストーリーポイントとは、ユーザーストーリーやタスクの「相対的な大きさ」や「複雑さ」を表す指標です。時間ではなく「基準タスクとの比較」で考えるのが特徴です。

ストーリーポイントの例
  • ログイン画面の修正:2ポイント
  • 新しいAPI連携の実装:8ポイント
  • 単体テストの追加:3ポイント

このように、工数(時間)ではなく「どちらがどれくらい大変か」を相対的に見積もります。

takata
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わかりやすい(難易度の感覚が人により異ならない)小さめのタスクを基準タスクとしてみてください。

アジャイル開発におけるストーリーポイントの役割は?

アジャイル開発、とくにスクラムにおいて、ストーリーポイントは計画・予測・チーム連携を支える重要な役割を果たします。

役割① スプリント計画の土台になる

ストーリーポイントをもとにチームのベロシティ(1スプリントで処理できる平均ポイント数)を算出します。
これにより、次のスプリントで「どの程度の作業が現実的に完了できるか」を見積もることができます。

役割② リリース予測を可能にする

過去のベロシティを積み重ねることで、「この機能群はあと◯スプリントで完了できる」と予測が立てられます。
これはリリース計画やステークホルダーへの説明に役立ちます。

役割③ チーム全体の共通認識をつくる

ストーリーポイントの見積もりは、開発者・テスター・プロダクトオーナーが議論しながら行います。
その過程で「どの部分が難しそうか」「リスクはどこにあるか」といった認識を共有でき、結果的に品質向上やリスク低減につながります。

ストーリーポイントとフィボナッチ

前章で解説したように、ストーリーポイントはアジャイル開発における計画・予測・共通認識に大きな役割を果たします。では、実際ストーリーポイントを見積もるときに、チームはどんな数値を使っているのでしょうか?

その代表例がフィボナッチ数列です。

takata
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フィボナッチ数列とは、1, 2, 3, 5, 8, 13…といった形で「直前の2つの数を足した数が次にくる」数列のことです。

なぜフィボナッチ数列を使うのか?

フィボナッチ数列を使うのは、タスクの大きさに応じて「ざっくりした見積もり」ができるから です。

  • 小さなタスクは細かく区別できる(1, 2, 3)
  • 大きなタスクは差を大きくして大まかに判断できる(5, 8, 13…)

その結果、

  • 無駄な細かい議論を避けられる
  • 見積もりの不確実性を自然に表現できる
  • チームで合意しやすくなる

つまり、フィボナッチ数列を使うことで「タスクの規模に合わせた、効率的で現実的な見積もり」ができるのです。

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ストーリーポイントと工数の違いは?

ストーリーポイントと工数は、似たように「作業の規模」を測るために使われますが、目的も意味も大きく異なります。

それぞれの定義は?

  • ストーリーポイント:作業の規模や複雑さを「相対的に」表す指標
  • 工数(時間):作業にかかる「絶対的な時間」を表す指標

比較表で見る両者の違い

どう使い分けるべき?

  • ストーリーポイントが向いている場面
    • スプリント計画を立てるとき
    • チームの作業量や進捗をざっくり把握したいとき
  • 工数が向いている場面
    • 契約や外部への見積もりが必要なとき
    • スケジュールや予算を具体的に管理したいとき

まとめ

この記事のまとめ
  • ストーリーポイントとは
    • 作業の規模や複雑さを相対的に表す指標であり、アジャイル開発における計画や予測の基盤となる。
  • アジャイル開発における役割
    • スプリント計画やリリース予測、チームの共通認識づくりに活用される。
  • フィボナッチ数列を使う理由
    • 大きなタスクほど見積もりの精度が下がるため、数値の間隔を広げて「ざっくり見積もり」を可能にする。
  • 工数との違い
    • ストーリーポイント=計画や進捗管理に強い。
    • 工数=スケジュールや契約に必要。目的によって使い分けることが重要。

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