応用情報試験頻出!稼働率の解説!

応用情報技術者試験
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この記事でわかること
  • 稼働率とはなにか
  • MTBF、MTTRとはなにか
  • 稼働率、MTBF、MTTRはどのような関係があるか
takata
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この記事は次の人におすすめ!

  • 応用情報試験の受験を予定している人
  • 稼働率、MTBF、MTTRがよくわからない人

私の実体験に基づく「1か月で応用情報技術者試験に合格するための勉強方法」は、別の記事でも詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください!

稼働率とは?

[mathjax]稼働率とは、全体の時間に対してシステムが動作している時間の割合です。
数式では以下のように表現できます。
$$稼働率=\frac{総稼働時間}{全体の時間}=\frac{稼働時間}{稼働時間+停止時間}$$

稼働率をより理解するために、MTBF、MTTRについても説明してみます。

MTBF(平均故障間隔時間)とは?

MTBF(Mean Time Between Failures)は、「1回の故障が起こる平均期間」です。
数式では以下のように表せます。
$$MTBF=\frac{総稼働時間}{故障回数}$$
つまり、MTBFが長ければ長いほど長持ちするシステムだと言えます。

takata
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1年間で2回故障する時計があるとします。
その時計のMTBFは以下のように表現できます!
$$MTBF=\frac{365日}{2回}$$

MTTR(平均修復時間)とは?

MTTR(平均修復時間)は、「1回の修復にかかる平均期間」です。
数式では以下のように表せます。
$$MTTR=\frac{総修復時間}{故障回数}$$
つまり、MTTRが短ければ短いほど修復しやすいシステムだと言えます。

takata
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先ほど同様1年間で2回故障する時計があるとします。
その時計を修理に出していた期間の合計が4日間だとします。
その時計のMTTRは以下のように表現できます!
$$MTTR=\frac{4日}{2回}$$

MTBF、MTTRから導く稼働率

先ほど説明したように、稼働率とは全体の時間に対してシステムが動作している時間の割合です。
稼働率をMTBF(Mean Time Between Failures)とMTTR(Mean Time To Repair)で表現すると以下数式のように表現できます。
$$稼働率=\frac{総稼働時間}{全体の時間}=\frac{MTBF}{MTBF+MTTR}$$

稼働率高いシステムは、ほとんどの時間稼働しており、故障しても迅速に修復されることを意味します。一方稼働率が低いシステムは、システムが頻繁に故障しており、修復にも時間がかかることを示します。

takata
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1年間で2回故障し、修理にかかる総時間が4日間の時計の場合

$$稼働率=\frac{182.5}{182.5+2}$$

まとめ

稼働率の問題は応用情報試験にはよく出題されます。
稼働率問題に関しては、以下3つの用語の意味を理解していれば対応できますので、具体的なイメージをしながら理解してみてください!

稼働率:全体の時間に対してシステムが動作している時間の割合
MTBF:1回の故障が起こる平均期間
MTTR:1回の修復にかかる平均期間

直列、並列の稼働率を求める方法を知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

takata
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