この記事はこんな人におすすめ!
- PowerPointで見やすいスライドを作りたい人
- スライドの配置がうまくできず、時間がかかっている人
PowerPoint 配置の基本ルール
「伝わるプレゼン資料」を作るうえで、最も重要な要素の一つが「オブジェクトの配置」です。適切な配置は、視覚的な心地よさを生み出し、聞き手の集中力を高める効果があります。
まずはこちらの例をご覧ください。
1枚目のスライドは、配置ルールを無視した例です。視線のやりどころに困り、情報が頭に入りづらい印象を受けます。一方、2枚目のスライドは、余白を考慮しながらオブジェクトが整列しています。一目で違いが分かり、伝わりやすさが大きく向上しています。
この記事では、この「配置ルール」を簡単かつ確実に守るための秘密兵器、PowerPointのガイドの使い方を詳しく解説します。
初心者でもすぐに使いこなせるテクニックなので、最後までチェックしてください!
ガイドとは?
「ガイド」とは、PowerPointでスライド内のオブジェクトを正確に整列させるための補助線のことです。
この補助線を活用することで、視覚的なバランスが取れたプロフェッショナルなスライドを簡単に作成することができます。
ガイド線は見た目には印刷やスライドショーでは表示されませんが、スライド作成者にとっては以下のような役割を果たします。
- 効率化: 配置ミスを防ぎ、作業時間を短縮できる。
- 整列をサポート: テキストや画像を正確に配置できる。
- 一貫性を確保: スライド全体で統一感のあるレイアウトが実現できる。
ガイドを追加する方法
ガイドの重要性を理解したところで、いよいよ具体的な操作方法に進みましょう。
ガイドをスライドに表示し、カスタマイズすることで、デザイン作業が驚くほど効率化されます。
ガイドを表示する手順
- スライド上で右クリックします。
- 表示されたメニューから「グリッドとガイド」を選択。
- 次に「ガイド」をクリックすると、スライドに水平線と垂直線の2本のガイド線が表示されます。
ガイド線を追加する方法
ガイド線は2本だけではなく、必要に応じて増やすこともできます。
- ガイド線をクリックしてドラッグしながら「Ctrlキー」を押すと、新しいガイド線が作成されます。
- 作成したガイド線は、好きな位置にドラッグして移動可能です。
下記例のスライドでは以下のようにガイド線を追加し、各オブジェクトを整列させています。
オブジェクト数や配置場所によってガイドを追加し整列させていきましょう。
まとめ
さらに学びたい方へ
この記事で紹介した内容は、伝わるプレゼン資料を作るための基本ルールとコツの一部です。
他にも役立つルールとコツは、【伝わる!】見やすいプレゼン資料の作り方・コツ!でまとめて解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
さらに、ワンランク上の「伝わるプレゼン資料」を作りたいなら、オンライン学習プラットフォームUdemyがおすすめです。
特に、初心者でも実践しやすい 「センス不要!伝わるプレゼン資料のデザインルール【入門編】」 は、以下のようなポイントをしっかり学べる充実の内容となっています。
- プロ並みのスライドデザインが簡単にできるテクニック
- 「伝える力」を高める文字配置と色使いのルール
- 視覚的に印象的な資料を短時間で作成するコツ
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