この記事はこんな人におすすめ!
- JiraとSlackを併用しているプロジェクトチームのメンバーやリーダー
はじめに
JiraとSlackを連携させることで、チームのコミュニケーションを円滑にし、プロジェクト管理をさらに効率化することができます。
特に、Jira Automation(自動化機能)を活用することで、Jiraで行った更新を自動的にSlackに通知を送ることが可能です。
本記事では、JiraとSlackを連携し、Jiraチケットのステータス変更をSlackに自動通知するルールを追加する方法を具体的に紹介します。
Slackの連携準備
Jiraの自動化ルールを作成する前に、Slack側でチャンネルの作成とWebhook URLを取得してください。
- Slackのチャンネルを作成
- Jiraの通知を受け取りたいSlackチャンネルを作成します。既存のチャンネルでも問題ありません。
- SlackのWebhook URLを取得(取得方法はこちら)
- 通知を受け取りたいチャンネルのWebhook URLを取得します。
- 生成されたWebhook URLをコピーしておきます。これを後ほどJiraで使用します。
チケットのステータス変更をSlackに自動通知するルールの設定例
ステップ1: 自動化ルールの作成
- プロジェクト設定にアクセス
- Jiraのプロジェクトダッシュボードから、「プロジェクト設定」に移動します。
- サイドバーから「自動化」を選択します。
- 新しいルールを作成
- 「ルールを作成」ボタンをクリックし、新しい自動化ルールの作成を開始します。
ステップ2: トリガーの設定
- トリガーを選択
- 「フィールド値が変更されたとき」をトリガーとして選択します。
- フィールドとして「ステータス」を選び、ステータスが変更された際にトリガーされるよう設定します。
ステップ3: アクションの設定
- Webhookを使用
- 「アクションを追加」画面で、「Slackメッセージを送信」を選択します。
- 先ほどSlackで取得したWebhook URLを入力します。
- メッセージ内容の設定
- Slackに送信するメッセージの内容を設定します。以下はメッセージの例です。
ステップ4: ルールのテスト
設定したルールが正しく動作するかを確認するため、トリガーとなる条件を満たしてみます。
今回の例では、チケットのステータスを更新すると、以下が指定のメッセージが送信されることを確認します。
まとめ
Jira Automation(自動化機能)を活用することで、Jiraで行った更新を自動的にSlackに通知を送ることが可能です。
この記事で紹介した手順を参考に、自分のプロジェクトに最適な自動ルールを設定してみてください。
Jira Automationで自動化できることは他にもたくさんあります。その他の活用例については、下記記事でまとめているので是非確認してみてください。
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