この記事はこんな人におすすめ!
- Jiraを使い始めた初心者から中級者のユーザー
- Jiraを利用しているチームリーダーやスクラムマスター
はじめに
プロジェクト管理ツールとして広く利用されているJiraは、課題管理や進捗の可視化を行うために非常に強力な機能を提供しています。
しかし、プロジェクトの規模が大きくなり、チームが増えるにつれて、毎回手動で課題を作成したり、更新したりするのは非常に非効率です。
そんなときに役立つのがJira REST APIです。
このAPIを使うと、Jiraの課題やプロジェクト情報にプログラムから直接アクセスし、自動で操作を行うことが可能です。
この記事では、Jira REST APIの基礎から具体的な使用方法までをわかりやすく解説していきます。
Jira Rest APIのより実践的な使い方を学びたい方は、【実践】Python×Jira APIでチケット取得&Slack通知!をご確認ください。
Jira REST APIとは?
Jira REST APIは、外部アプリケーションやシステムがJiraにアクセスして、課題(チケット)の作成、更新、削除、プロジェクト情報の取得などを行うためのツールです。
HTTPリクエストを使って簡単にJiraデータにアクセスできるため、プロジェクト管理を自動化したり、他のツールと統合するのに非常に便利です。
Jira REST APIでできることは、Jiraの公式ドキュメントにもありますが、読み解くのは大変なので以下の3つのポイントを抜粋して簡潔にまとめました。
Jira REST APIを利用するための準備
APIトークンの取得
Jira REST APIへのアクセスには認証が必要で、そのために「APIトークン」を使用します。以下の手順でAPIトークンを取得します。
- AtlassianのAPIトークンページにログインします。
- 「APIトークンを作成する」をクリックして、新しいトークンを作成します。
- トークンの名前を入力し、「作成」をクリック。
- 生成されたAPIトークンをコピーし、安全に保管します。 ※これ以降トークンは確認できないので確実に保管してください。
API トークンの発行方法は別の記事で詳しく説明しているので参考にしみてください!
Postmanのインストール
PostmanはAPIを使ってデータのやり取りをテストしたり、確認したりするために非常に便利なツールです。
公式サイトからインストールしてください。
Jira REST APIの利用方法
ここでは、Postmanを使ってJira REST APIを利用する方法を紹介します。
例として、課題(チケット)情報を取得する方法を説明します。
リクエストの作成
- Postmanを開き、画面左上の「+」をクリックして新しいリクエストを作成します。
- HTTPメソッドは「GET」を選択します。
- URLには、Jiraの課題取得用エンドポイントを入力します。
課題取得用エンドポイントです。
「your-domain」と「JIRA-123」は皆さんの環境に合わせて変更してください。
https://your-domain.atlassian.net/rest/api/3/issue/JIRA-123
そのほかエンドポイント情報は公式サイトからご確認いただけます。
認証の設定
- Authorization(認可)タブをクリックします。
- Auth Typeのドロップダウンで「Basic 認証」を選択します。
- ユーザー名には、あなたのJiraアカウントのメールアドレスを入力します。
- パスワードには、事前準備で取得したJiraのAPIトークンを入力します。
リクエストの送信
リクエストの作成と認証の設定が完了したら、「送信」ボタンをクリックしAPIを呼び出します。
すると、課題(チケット)の情報を取得することができます。
まとめ
さらに学びたい方へ 実務で使えるスキルをUdemyで磨こう
この記事で紹介した機能以外にも、Jiraには多くの応用機能や実践的な活用方法があります。
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