この記事はこんな人におすすめ!
- Jiraを使い始めた初心者から中級者のユーザー
- Jiraを利用しているチームリーダーやスクラムマスター
はじめに
Jiraは、プロジェクト管理において効率的に作業を整理・追跡するための強力なツールです。
その中でも、課題(チケット)は作業を管理する上で最も重要な単位です。
本記事では、Jiraでの課題タイプとは何か、どのような用途で使うのかを詳しく解説し、さらに独自の課題タイプを設定・追加する方法についても説明します。
Jiraにおける課題タイプとは?
課題タイプとは、Jiraでプロジェクト内の作業やタスクを分類するためのカテゴリです。
まず、Jiraの課題(チケット)とは、プロジェクト内の作業を具体的に表すもので、それらの課題をカテゴリに分類するのが課題タイプです。
課題タイプを分けることで、作業の階層化と整理や役割と責任の明確化、作業の依存関係の明確化ができます。
それぞれの課題がどのような役割を果たすのか、代表的な課題タイプをECサイト構築プロジェクトの例で説明します。
エピック(Epic)
エピックは、プロジェクトの大規模な作業をまとめた課題タイプです。
複数のストーリーやタスクを含むため、長期的な目標を達成するために使われます。
ストーリー (Story)
ストーリーは、エピックを細分化した具体的な機能や作業を表す課題タイプです。
通常、ユーザー視点で表現され、開発チームが短期間(1Sprint)で完了できる単位です。
タスク (Task)
タスクは、開発チームが実施する技術的な作業やプロジェクトを進行するために必要な内部的な作業を表す課題タイプです。
ストーリーとは異なり、必ずしもユーザーの視点から定義されるわけではなく、システム構築やインフラの設定など、ユーザーに直接見えない部分で必要な作業に焦点を当てます。
サブタスク (Sub-task)
サブタスクは、ストーリーやタスクをさらに細分化した課題タイプです。
大きな作業を小さく分けることで、チームの進捗管理を細かく行うことができます。
バグ (Bug)
バグは、システムやアプリケーションに発生した不具合を追跡するための課題タイプです。
不具合の報告と修正のプロセスを管理するのに使用します。
課題タイプを設定・追加する方法
Jiraでは、プロジェクトのニーズに合わせて課題タイプ(エピック、ストーリー、タスクなど)をカスタマイズすることが可能です。
課題タイプを設定・追加する方法は次の通りです。
ステップ1 Jiraプロジェクトを開く
- 管理者としてJiraにログインします。
- ダッシュボードの右上にある歯車アイコンをクリックし、課題にアクセスします。
ステップ2 新しい課題タイプを作成する
- 課題タイプメニューをクリックし、課題タイプを追加を選択します。
- 課題タイプの名前と説明を入力します。
ステップ3 課題タイプを既存プロジェクトに追加する
- 課題タイプスキームメメニューをクリックし、プロジェクトで利用しているスキームの編集ボタンを選択します。
- 新しく作成した課題タイプを、課題スキームに追加します。
- 設定を保存し、プロジェクトが新しい課題タイプを使用できるようにします。
まとめ
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