この記事はこんな人におすすめ!
- Jiraでプロジェクト管理を行っているチームリーダーやプロジェクトマネージャー
- レポートの作成や共有を効率化したいと考えているJiraユーザー
- 手動でレポートを作成・共有する手間を減らしたい人
はじめに
プロジェクト管理において、進捗状況やチームのパフォーマンスを把握するためにレポートは欠かせません。
しかし、毎回手動でレポートを作成するのは時間がかかり、手間がかかります。
そこで、Jira automation(自動化機能)を利用して、定期的にレポートを自動作成し、関係者に配信する方法をご紹介します。
この方法を活用することで、プロジェクトの状態をリアルタイムで把握しやすくなり、チーム全体の効率も向上します。
レポートの種類
Jiraでは、さまざまな種類のレポートを作成できます。
どのレポートを自動化するかによって設定が異なるため、まずはどのレポートが必要かを決定します。
レポート名 | 概要 |
バーンアップチャート | 完了した作業量を視覚化し、プロジェクトの進捗を追跡します。 |
スプリントバーンダウンチャート | スプリント中の残作業量を視覚化し、進捗をリアルタイムで確認します。 |
ベロシティレポート | チームの作業完了速度をスプリントごとに測定し、今後の計画に役立てます。 |
累積フロー図 | タスクの流れを視覚化し、ボトルネックや滞留を把握します。 |
サイクル期間レポート | タスクが完了するまでの時間を追跡し、プロセスの効率を評価します。 |
デプロイ頻度レポート | コードやリリースのデプロイ頻度を追跡し、リリース管理を改善します。 |
Jira Automationを使ったレポート自動作成の設定
次に、Jira Automation機能を使ってレポートの自動作成を設定します。
ここでは、スプリントバーンダウンチャートをスプリントの開始時にメールで送信する方法を例に説明します。
プロジェクト設定にアクセス
まず、Jiraのプロジェクトダッシュボードから、設定を開始します。
- プロジェクトのダッシュボードから「プロジェクト設定」をクリックします。
- 「プロジェクト設定」画面のサイドメニューから「自動化」を選択します。
自動化ルールの作成
次に、自動化ルールを作成する手順に移ります。
- 「自動化」ページが開いたら、「ルールを作成」ボタンをクリックします。
- トリガーに「スプリントの開始時」を設定します。
- アクションに「メールを送信」を設定します。 ※メール本文等も設定してください。
- ルールを保存する。
まとめ
Jira automation(自動化機能)を活用することで、定期的に重要なレポートを確認し、チーム全体で進捗を共有することが容易になります。
通知を自動化することでレポートを見逃すことなく、プロジェクト管理を効率化できます。
自動化機能の他の活用方法については、下の記事で紹介しているので確認してみてください。
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