- Jiraでのワークフロー自動化の基本的な設定手順
- トリガー、アクション、条件の設定方法
- 具体的な自動化ルールの設定例

この記事はこんな人におすすめ!
- Jiraを使ってプロジェクト管理を効率化したい人
- Jiraの自動化機能を初めて設定する初心者
- 手動作業を減らし、プロジェクト管理を自動化したいチームリーダー
はじめに
Jira automation(自動化機能)を利用したワークフローの自動化は、プロジェクト管理をより効率的にし、手動作業を減らすために欠かせない機能です。
この機能を活用することで、チームの生産性を向上させ、エラーを減らすことができます。
本記事では、Jiraでのワークフロー自動化の具体的な設定方法について、ステップバイステップで解説します。
ワークフローの自動化とは?
ワークフローの自動化とは、特定のトリガー(条件)を設定し、その条件が満たされたときにJiraが自動的に特定のアクションを実行する仕組みです。
例えば、チケットが特定のステータスに達したときに担当者を自動で割り当てたり、特定の条件に基づいてステータスを自動で変更したりすることができます。

ワークフローとは、プロセスやタスクの一連の流れを定義し、それらを効率的に管理するための手順やルールのことです。
ワークフロー自動化の基本設定
プロジェクト設定にアクセス
まず、Jiraのプロジェクトダッシュボードから、設定を開始します。
- プロジェクトのダッシュボードから「プロジェクト設定」をクリックします。
- 「プロジェクト設定」画面のサイドメニューから「自動化」を選択します。

自動化ルールの作成
次に、自動化ルールを作成する手順に移ります。
- 「自動化」ページが開いたら、「ルールを作成」ボタンをクリックします。
- トリガー、条件、アクションを設定します。
- 設定内容を確認し、問題なければルールを保存します。

- トリガー:ルールが起動する条件です。たとえば、「チケットが特定のステータスに変更されたとき」や「定期的なスケジュールで」などの条件を設定します。
- 条件:必要に応じて、条件を追加することもできます。たとえば、特定のプロジェクトやチケットタイプに限定してルールを適用するなど、細かい条件設定が可能です。
- アクション:トリガーや条件を満たした場合に実行されるアクションです。「担当者の自動割り当て」や「通知の送信」、「ステータスの変更」などが該当します。
具体的なルール設定例
ここでは、特定のシナリオに基づいたルール設定の例を紹介します。
例① ステータス更新されたとき(進行中→レビュー中)に自動で担当者を割り当てる
- トリガー:「課題のトランジション時」を選択する。
※今回の例では、ソースステータス:進行中、ターゲットステータス:レビュー中 を設定しました。 - アクション:「課題の割り当て」を選択する。
※今回の例では、レビュー担当者としてtakataを設定しました。 - 保存してルールを有効化する。

例② 毎朝9:00に課題のステータスを最新化するようリマインドする
- トリガー:「スケジュール時」を選択する。
- アクション:「メールを送信」を選択する。
※今回の例では、各チケットの担当者宛てに「ステータスの更新依頼」という件名のメールを送るよう設定しています。 - 保存してルールを有効化する。

まとめ
Jira automation(自動化機能)を利用し、ワークフローの自動化を設定することで、Jiraでのプロジェクト管理が一層効率的になります。
チームの負担を軽減し、プロセスを標準化するためにも、ワークフローの自動化はぜひ活用すべき機能です。
本記事で紹介した手順を参考に、自分のプロジェクトに適したワークフロー自動化を設定してみてください。
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